ご無沙汰しております。ぶらいあんです。

勝手に教えて競馬民ザ・ワールドと言うことでケンタッキーダービー全頭解説です。怒られたらタイトル変更します。

レース傾向についてはこちらをご覧ください。

1番 Citizen Bull

BCジュベナイル勝ち馬。展開に恵まれた面もあったが、次走も実力馬Rodrigezを完封。前走Santa Anita Derbyでは明確にオーバーペースとなり最後は止まってしまったが、ペースが落ち着きそうなメンバーの今回、すんなりハナが取れれば面白いだろう。

2番　Neoequos

過去走のラップタイムやレースぶりを見てもおそらくテンが最も速いのはこの馬だろう。ここ2戦はペースが厳しかったり相手が強かったこともあり3着に敗れているが、想定15番人気は少し舐められている印象。

3番　Final Gambit

母父Tapitが強く出ている印象で、テンが遅い持続型。タイプ的にはケンタッキーダービーには全く向かなそう。レースレベルは評価が難しいが、過去にケンタッキーダービーで好走馬を出した23年、22年と比較すると時計的にはかなり見劣りするし、強調材料はあまりない。

5番　American Promise

こちらも母父Tapitらしく大飛びでテンは遅い。前走こそ勝利しているが、2着以下のメンバーを見るとあまりレースレベルは高くなさそう。今回の上位人気馬には完敗しており、前走のようにマイペースで行けた時の打点の高さはあるものの、今回のメンバーでは厳しそう。

6番　Admire Daytona

ここまで常に持続力条件を使われ続けてきたが、ドレフォン産駒らしく4角の機動力が武器に見える。メンバー的に極端なハイペースにはならなそうだし、2列目のインを確保できそうな絶好枠。日本プールで馬券的はどうかだが、応援しがいのあるタイプと枠順。

7番　Luxor Cafe

脚力的にはケンタッキーダービーの中でも最上位クラスだろう。懸念点として全兄カフェファラオと同様、馬群に不安があり競馬が大味になりがちなこと。ケンタッキーダービーの傾向として前だろうと後ろだろうととにかくラチ沿いが強いため、そこが最大のポイントとなる。

8番　Journalism

今回の本命格。ややストライドは大きく、ラスト1fまで失速しない持続力あふれる末脚が武器。このタイプにしては珍しくインを捌く能力もあり、イメージ的にはフォーエバーヤングが近い。おそらく前哨戦の中で最もハイレベルだったサンタアニタダービーを完勝しており、実力は間違いなく最上位。適性面もベストではないが対応可能な範囲だろう。Rodrigezの回避も追い風で、内にそれほどテンが速い馬がいないため、ポジションは取れる可能性が高い。人気ではあるが、軸には最適。

9番　Burnham Square

Unbridled 直系のいかにもなストライド持続型。ハイペースとなった前走は強みを生かして差し切れたが、やや展開がハマった印象もある。展開次第ではNeoequosにも届かなかったり、器用さが要求されると脆さを見せる点や、シンプルに同型のSovereigntyに分が悪いところが気になる。雨が降ってイン差しがハマれば圏内、といったところ。

11番　Flying Mohawk

前走Final Gambitと同じような形で追い込んできた馬。こちらも同様に強調点はない。枠順的にこちらはイン差しも難しそうで、さらに分は悪そう。

12番　East Avenue

BCジュベナイルではスタート時に躓き出遅れレースにならず。リズンスターSでも全く力を出せていなかったが、前走ようやく復調の兆しを見せた。展開は厳しかったが食い下がっており、負けて強しの内容と言っていい。ただ前に行きたいタイプのわりにさほどテンの速さを見せたことはなく、この枠だと外々を回らされることになりそう。もう少し内であれば圏内も見えたが…。

13番　Publisher

いわゆる最強の未勝利馬。しかし前走は前2頭が飛ばしたため展開利を得た形で、他力本願なのは否めず。タイプ的にもケンタッキーダービー向きではないし、脚力もこのメンバーだと足りなそう。

14番　Tiztastic

Tapit2×3にFappianoまでクロスするベルモントパーク12fの申し子と言える血統。レース振りもそれを裏付けるロングスパートが武器で、ケンタッキーダービーとは真逆の存在。

15番　Render Judgment

一線級相手には分が悪く、力不足。枠も厳しく流石に苦しい。

16番　Coal Battle

前走アーカンソーダービーでは前2頭が飛ばし、それを追いかける形となって持続型の追い込み馬2頭に捉えられてしまったが、レベルSは好メンバー相手に勝利。枠が厳しいところになったが、それほどテンが速い馬は多くないため、上手く捌ければポジションを取るチャンスはありそう。立ち回り次第で圏内。

17番　Sandman

Tapit直仔で、前走もいかにもと言ったロングスパートでの差し切り。上記の通り展開が向いた面もあり、レベルSではCoal Battleに届いていない。見たまんまで持続戦でパフォーマンスを上げ、機動戦で下げている通り、はっきりケンタッキーダービーには向かないタイプ。

18番　Sovereignty

前走は完歩ピッチやストライドからするとやや足を余した印象で、今回やたら多い持続型の末脚自慢の中では脚力的に最上位に思える。後方一気をするなら枠はそれほど気にしなくていいし、雨が降ってキックバックが弱まれば一発ありそう。上手くインに潜れるかが勝負。

19番　Chunk of Gold

前走はインベタを完璧に立ち回ったベストパフォーマンスで、あれ以上のレースは難しいだろう。枠も厳しいところに入ったし、厳しい立ち位置。

20番　Owen Almighty

タンパベイダービーがややレベルに疑問符があり、2着馬とともにブルーグラスSでは沈んでしまっている。やや力不足の印象。

21番　Baeza

前走は好メンバー相手に2着と頑張ったが、レース展開的には有利だった。素質は高そうではあるが、21番枠から前走以上のパフォーマンスを出すのは難しそう。前走が評価されて人気するなら嫌いたいところ。

印のイメージはこんな感じで

◎Journalism

○Citizen Bull

▲Sovereignty

△Neoequos

△Admire Daytona

△Coal Battle

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