日曜は△△○でハズれ。ビーンスタークが福島らしい動きでゴール前差し切った。収穫があったのはサラフィエルもウィズユアドリームも逃げずに競馬が出来た事だろう。◎イグニスはもうちょい前が欲しかったがそもそも固定障害で必要なスピードが無かった。小倉使えりゃ良いんだろうけど出走できるとは限らないしねえ。

明日は特別戦です。競走番号、発走時刻にご注意を。

小倉４R　ソレイユジャンプステークス

昨年まで行われていた小倉サマージャンプが小倉ジャンプステークスに名称を変更して２月に移転。例年の冬小倉では牛若丸・春麗と２つの特別戦が行われいたが、今年は特別戦が開催なし（牛若丸は中京で施行）。春麗JSが消滅した代わりに今まで重賞を行っていた夏小倉にこの競走を持ってきたわけだ。

過去には2014年に降雪の影響で春麗JS(当時は2月東京)が中止になり、6月東京に「青富士JS」が施行した例もあり、特別競走の数はなんとか維持しようという気概は感じられる。とはいえ、小倉の代替は小倉でというのは多少安直な感もあり、重賞好走馬も参戦するともなれば賞金加算を目論むのは至難の業だろう。これがこの頭数になった実態だ。

ならば8月新潟ジャンプの前哨戦で福島ジャンプを復活させても良かったのではとも思え、来年以降の番組改善を期待したい所。

特別戦なので施行条件を確認しよう。

障害競走の別定戦には賞金別定とグレード別定の2種類があるが、こちらはグレード別定。オープンは何勝しても増量なし。未勝利勝ちから収得賞金を稼いでいない馬は逆に1kg減となる。

今回のメンバーで重賞勝ちはアサクサゲンキ(小倉SJ×2)、1kg減はナイトスピアー、スズカハービン、グルーヴビートの3頭。G1で2着があるネビーイームが60kgで出れるのは反則？

で、本題。

ネビーイームは昨年の阪神ジャンプ(中京)でブリンカーを着用してから走りが安定。3500m超でもロスなく走って大障害でも連続好走が出来た。ただ1着は昨年6月が最後。ロスなく回っても能力あって適性ドンズバな馬がいたら上回られそうな感もある。ロスなく回ったとしても昨年12月イルミネーションJSでアサクサゲンキに離された事は忘れてはならない。

◎オールザワールドを評価したいのは昨年の東京HJ。1着ジューンベロシティ2着エコロデュエル4着ニシノデイジーの3着。いつでも重賞勝ち負けのレベルには達しており、東京HJの内容ならばスピード勝負に仕立てた方が向いてそう。小倉実績もあり、ネビーイームに足りないものを補えそうだ。

▲スズカハービンは未勝利上がりだが連続して37秒台の上がりは見せている。飛越は良かったり悪かったりだが決め脚はあるしいずれはオープンでも通用しそう。ただどうしても初戦で狙いたい理由がある。

それが昇級のハービンジャーで、前走未勝利1着→次走障害で【3-4-1-7】複勝率50%、うち固定障害→固定障害で【2-3-0-1】。前走の内容から伸びしろは十分だし、一角崩しの候補はコレだろう。